17/10/29 「マインドフルネス瞑想は宗教ではない」とは何を意味するのか | 山下良道師法話まとめ

17/10/29 「マインドフルネス瞑想は宗教ではない」とは何を意味するのか

17/10/29 「マインドフルネス瞑想は宗教ではない」とは何を意味するのか

http://www.onedhamma.com/?p=6396

 

 

法話拝聴させていただきました。

今回は、マインドフルネスの流行の中で「瞑想は宗教ではない」「マインドフルネスは仏教から宗教的要素を取り除いたもの」と言われていることの問題、宗教とマインドフルネスが何故お互いにぶつかりあっているのかが主題でした。

 

 

あるブログに、マインドフルネスについて紹介し、そのブロガーの意見として「瞑想について個人的に誤解されたくないのは、宗教的なものと思われてしまうことです。瞑想は宗教ではありません」と、ピラミッドパワーのイラストと一緒に、書かれている。この人にとって、宗教=オカルト的なものに過ぎないのである。

 

マインドフルネスは主流雑誌に取り上げられる際に「マインドフルネスは仏教から宗教的要素を取り除いたもの」と紹介される。または「仏教由来の瞑想法」とも。「仏教由来」とは今は仏教ではないということであり、仏教と縁を切っていると強調している。好意的に見れば、仏教と縁を切ることによってニュートラルにして、医療やビジネスの現場に導入したということになる。

 

「瞑想というとスピリチュアルなもの。しかし、神秘の枠を飛び越えて、瞑想やマインドフルネスが脳に良いことが脳科学で立証されている。」と、ある雑誌の編集者は記している。


自分の脳や体にいいものだけ、テクニックだけを取り出し、自分のために使っているのである。ヨーガも同様に体操の部分だけを取り出し、美容やダイエット目的に使われている。

 

マインドフルネスによって、もっと効率よく仕事が出来る企業戦士になっていく。マインドフルネスによって強い心、強い個人を目指す。しかしこれは第四図の中のがんばりに過ぎない。頑張れば頑張るほど、限界が見えてくる。第四図のマインドフルネスでは、生と死の問題は解決できないのである。

 

個人の心が強くなったところで、会社で働いている期間は役に立つかもしれないが、その後定年になって、やがて死を迎える頃には何の役にも立たないし、救いにはならないのである。

 

心を強くするだけのマインドフルネスではもったいない。宗教にはもっとその人を本当の所で救う力があるのだから、マインドフルネスを宗教から切り離してはいけない。

宗教が怪しいというのは、言葉だけで実体がないもの。「お浄土」や「涅槃」、「神の国」や「復活」など。経験できないから怪しく感じてしまう。

それに対して最近のマインドフルネスは、脳の断面図やうつ病の再発率など具体的データが示されるから、怪しい宗教と縁を切って、心が強くなる人間になろうという話になる。

 

これは第四図のマインドフルネスであり、ブッダのマインドフルネスではない。ブッダが菩提樹の下で発見した「サティ」、八正道の七番目の「正念(サンマ・サティ)」ではない。

 

第四図のマインドフルネスは生と死の問題を越えられないが、ブッダのマインドフルネスは超えられる。

病気になったとき、死にゆくとき、人の一生を救っていくものである。そうでなければブッダのマインドフルネスとは言えない。

 

自分の本質が第五図だと分かれば、生死の問題も乗り越えられる。

そしてお浄土も涅槃も、神の国も復活もすべて実体のない架空のものではなく、事実そのものだと分かる。

信用を失ってしまった宗教、死にかけた宗教をもう一度蘇らせるのがマインドフルネスなのである。

 

 

★★★★★

 

私も、先日発売されたニューズウィークの「日本人が知らないマインドフルネス」という記事を読み、アメリカのマインドフルネスの現状を知り、驚きました。ビジネスや教育現場に使われるために、メリットや具体的なデータを並べ立てていて、ブッダの発見した「サティ」とはかけ離れていました。

実体がないから怪しい、だから目に見えるデータや脳の断面図の方が説得力があり信じてしまう。

しかし、第五図を知り、体感すると、そこがお浄土であり、涅槃であり、神の国であると確かに実感しました。そして第四図の私が死に第五図の私が復活したのだと。その実感こそ、脳科学やデータなど遥かに超える人生を変える圧倒的な説得力がありました。

山下先生の新しい著書で、たくさんの人に「ブッダのマインドフルネス」「第五図のマインドフルネス」を知っていただき、実践され、人生が根本から救われる事を願っています。

 

| 23:24 | comments(0) | - | pookmark |
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